7月, 2016年

歯のホワイトニング広がる

2016-07-24

歯のホワイトニング広がる
歯のホワイトニング広がる日経新聞が歯のホワイトニングについての記事を2016年7月23日に載せていました。
記事は、歯の白さはどんな仕組みでよみがえるのか、施術を受ける上で注意が必要なポイントをまとめてありました。

ホワイトニングとは歯の漂泊のことで、歯科医院で歯科医師などが施術する方法を 「オフィスホワイトニング」、患者自身が歯科医師の指導の下に自宅で漂泊する方法を 「ホームホワイトニング」 と呼ぶと書かれていました。

昭和大学歯科病院で実施しているホワイトニングの通常の手順は、?歯の表面の汚れや付着物を落とすクリーニングをする。?薬剤が周辺の歯肉(歯 茎)に付かないよう、保護材で歯肉を覆う。?専用の薬剤を筆で厚さ1〜2ミリになるよう歯に塗る。?数分置いた後、歯科用可視光線照射器で薬剤を 塗った歯の表面を照射する。この手順を一定期間をおき、3〜4回繰り返すそうです。
現在、歯科医院でのホワイトニング薬剤として厚生労働省が認めているのは、1998年発売の「松風ハイライト」、2006年発売の「ピレーネ」、 2010年発売の「ティオンオフィス」の3種類だとも書かれています。


歯のホワイトニング広がる


ホワイトニングは、本人の美意識を満足させ、生活の質の向上を目指すための施術なので、健康保険などの対象にならず、全額が自費負担となります。 だから新聞記事は、事前に効果と費用を見極め、医院は可能な限り慎重に選ぶべきだろうと結ばれていました。


配信 Willmake143

永六輔さんの命を奪った “高齢者の肺炎”

2016-07-16

永六輔さんの命を奪った “高齢者の肺炎”
永六輔さんの命を奪った “高齢者の肺炎”「上を向いて歩こう」や「こんにちは赤ちゃん」の作詞家としても有名だった永六輔さんが2016年7月7日に亡くなりました。83歳でした。
2016年7月13日の日経Goodayのコラム 「病理医の視点」 で、永六輔さんの命を奪った高齢者の肺炎にどう向き合うかという文章が載っていました。書いているのは、近畿大学医学部附属病院臨床研究センターの榎木英 介先生です。

厚生労働省の人口動態調査(2014年)によれば、肺炎は死因の第3位。病理医として多くの亡くなった方を解剖してきた榎木先生は、がん、心筋梗 塞、脳血管障害など、さまざまな病気の “最後” すなわち死因が肺炎だったというケースに多く遭遇するといっています。
高齢者が肺炎にかかりやすい理由は、2つあると書いてありました。一つ目の理由は、加齢に伴う免疫力の低下です。若いときなら耐えられた感染症 が、高齢者にとっては生命を脅かす原因となります。近年は抗生物質が効かない耐性菌による肺炎も増えており、免疫力が弱った高齢者にとって、より 脅威が高まっているそうです。
もう一つは、飲み込む力の低下です。加齢とともに、飲み込みに関係する筋肉の力が弱まり、「飲み込む」 という動作が上手くいかなくなる。そして食べ物が口の中にいる細菌と一緒に気管を通って肺にまで達して嚥下性肺炎を起こしやすくなるそうです。コラムの最 後に
榎木先生はこう書いています。

永六輔さんの命を奪った “高齢者の肺炎”
「少しでも健康で長生きするためには、嚥下力の低下を抑えておきたい。そのためには、栄養をよく摂り、食べ物をよく噛み、嚥下力の低下を可能な限 り抑えるための体操をし、そして口の中を清潔にすることが重要だ。私たちにとって身近な、高齢者の肺炎という問題をあらためて考えさせてくれた永 さんのご冥福をお祈りしたい。浅田飴でのどを潤しながら」。

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水素水は “神の水” か “ただの水” か?

2016-07-15

水素水は “神の水” か “ただの水” か?
水素水は “神の水” か “ただの水” か?伊勢志摩サミットの国際メディアセンターでも提供され、話題となった水素水。万病に効くということで、ブームになっている水素水について、日経 トレンディ2016年8月号が取り上げていました。
水素水の関連書籍をざっと見ると、アトピー性皮膚炎や認知症、糖尿病からEDまで、まさに “万能薬” のような扱いをするものがある一方で、「市場の水素水には健康効果が認められない」 との記事や有識者の声も多く、その是非についての論争は、いまだに絶えないと日経トレンディの記事には、書いてありました。
水素水の健康効果は証明されているのか?と、有識者4人に聞いたところ、実際の効果については下記のように賛否両論だったそうです。



水素水は “神の水” か “ただの水” か?
日経トレンディの記事の結論は、「効果がないとは言い切れない。ただ、過度な期待は禁物。
肯定派、否定派の意見はどちらも信憑性があり、まだ明確な結論は出せない状況。培養細胞実験などで抗酸化作用は確認されているが、ヒトにどれほど 有効か未知数の部分も多い。全貌が明らかになるまでは、過度な期待はしないほうがよいだろう。」というものでした。

水素水は “神の水” か “ただの水” か?

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科学のワザでちゃっかりやせる!

2016-07-14

科学のワザでちゃっかりやせる!
科学のワザでちゃっかりやせる!
2016年7月13日にNHKガッテン!の2016年8月号臨時増刊が発売されました。臨時増刊号のテーマは“科学のワザでちゃっかりやせ る!”です。
テレビのガッテンでは今まで、数多くのダイエット関連を放送してきましたが、この臨時増刊号では、その中でもダイエット効果の高い“科学のワザ” を選りすぐって紹介していますと冒頭に書かれていました。
第1部は 体のたるみを消す美ワザ、第2部は ヤセ体質に変わる食べ方の秘策、第3部は ダイエット絶対成功の新常識の3部構成になっています。


科学のワザでちゃっかりやせる!

科学のワザでちゃっかりやせる!

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日本人はこうして歯を失っていく

2016-07-01

日本人はこうして歯を失っていく
日本人はこうして歯を失っていく朝日新聞出版から2016年6月30日に 「日本人はこうして歯を失っていく」 という本が出ています。歯周病に関する正しい知識の普及を目的に日本歯周病学会と日本臨床歯周病学会が共同で作った本です。

自動車部品メーカーのデンソーの健康保険組合が被保険者の医療費を分析したところ、歯周病にかかっている人はかかっていない人よりも、歯科だけで なく医科(歯科以外の病気)の一人あたりの医療費も年間平均1万5800円多くかかっていて、60歳以上になるとこの差は、3万円前後まで広がる と書いてありました。


日本人はこうして歯を失っていく中等度の歯周病にかかっている患者さんの場合、歯周ポケット周辺の炎症の総面積は 「手のひらくらいの大きさ」 です。

もし、顔に手のひらサイズの炎症があれば、誰も放ってはおかないはずですが、歯周病は、歯肉の中の見えにくい部分で炎症が起きているために多くの 人が無頓着です。そして放置している間に歯を支える骨が溶けていくだけでなく、全身に感染が広がっていきますと警告しています。
いい歯科医師を見抜くポイントの項目には、「歯周病についてきちんと勉強している歯科医師は、歯周病が糖尿病や心筋梗塞などさまざまな病気を悪化 させるので、患者さんを診るときも口の中だけでなく全身の状態にも気を配っています。診察のたびに、最近血糖値はどうですか?相変わらず血圧は高 いですか?塩分摂りすぎてないですか?などと聞かれるようであれば、意識の高い歯科医師だという証拠です」 と書かれていました。

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