足の爪トラブル予防

2021-03-22

足の爪トラブル予防
足の爪トラブル予防足の爪が痛くて靴が履きにくい、歩きにくいと悩んでいる人は意外に多いものです。トラブルの代表は、体重を支える親指に起こることが多い「巻き爪」と「陥入爪」です。仕組みと正しい対処法を2021年3月20日の日経新聞が紹介していました。


足の爪トラブル予防爪は小さな部位ですが、実は指先の力を補強するという重要な役割を担っています。東京医科歯科大学皮膚科の高山かおる臨床准教授は「爪があるから足の指は体重を支え、地面からの衝撃を受け止めることができる」と語っています。

なかでも最も負荷がかかる親指の爪にトラブルが起こることが多いのが特徴だそうです。巻き爪とは爪が変形し内側に巻き込んだ状態のことです。

なぜ爪は巻いてしまうのか。「そもそも爪は巻き気味に生える性質がある。通常は歩くときに加わる地面からの圧力が対抗力となり、爪が巻こうとする力を抑えている。しかし両者のバランスが崩れると巻き爪になりやい」と埼玉医科大学形成外科の簗由一郎医師は解説しています。


足の爪トラブル予防バランスを崩す原因は、先の細いハイヒールなど爪を圧迫する靴を履いていることや、指でしっかりと地面を踏みしめる歩き方をしていないなどが挙げられます。
爪先に余裕があり甲やかかと部分で足を固定できる靴を選び、正しい歩き方を心がけるのが予防・改善策になるそうです。

陥入爪は、爪が周囲の皮膚に食い込んで痛みや炎症を伴う状態です。炎症がひどくなると細菌感染を併発して皮膚が化膿し、激痛で歩けなくなることもあります。
陥入爪の一番の原因は、爪を短く切りすぎる深爪です。高山臨床准教授は「深爪をしていると、地面からの圧で指の先端の皮膚が盛り上がってくる。そこへ伸びてきた爪がぶつかって傷をつくり、陥入爪になる」と話しています。

痛みを感じたら放置せず、爪のトラブルに詳しい医師がいる皮膚科や形成外科を受診しようと記事には書いてありました。

配信 Willmake143

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