夏を乗り切るマスクの工夫

2020-09-06

夏を乗り切るマスクの工夫
夏を乗り切るマスクの工夫例年以上に長かった梅雨が明け、本格的な夏が到来しました。しかし、新型コロナウイルスの感染は拡大の一途をたどっています。
夏の暑さに負けない効果的な感染症対策の一つとして夏を乗り切るマスクの工夫についての記事が2020年8月5日付の毎日新聞に載っていました。


夏を乗り切るマスクの工夫蒸し暑い屋外でマスクをしていると、すぐに口の周りに汗が浮き、息苦しくなります。
環境省と厚生労働省は「マスク着用により熱中症のリスクが高まる」として、屋外で人と2メートル以上離れている時はマスクを外すことや、マスクをしたままの激しい運動は避けることなどを呼びかけています。

新型コロナの感染力は夏になると変わるのか。湿度との関係が注目されがちですが、鳥取大の景山誠二教授(ウイルス学)は「気候の変化が感染力に及ぼす影響は少ない。
むしろ夏は窓や戸を開放しやすく、換気がしやすいといった生活の仕方に影響を受ける」と指摘しています。


夏を乗り切るマスクの工夫そして「口から出た飛沫は重たいため遠くまで飛びにくく、2メートル離れた相手に到達する可能性はほぼ無い。窓を開けた屋内ではすぐに飛沫が風で流され、さらに相手に届きにくくなる」と解説しています。

北海道大人獣共通感染症リサーチセンターの高田礼人教授によると、一般的に温度が高いとウイルスを構成するたんぱく質の機能が弱まり、感染力が落ちるそうです。
また、紫外線に当たることでウイルス内部のRNA(リボ核酸)が損傷し、感染力が低下するそうです。ただ、夏に新型コロナの感染力が弱まるとは言い切れません。

景山教授は「イベントで人が密集するなど、気候以上に社会的要因が感染を広げる」と指摘しています。
高田教授も「『温度が上がったから大丈夫』とは絶対に言えない。夏も『3密』を避けることが大事だ」と話しています。
8月もすでに各地でクラスター(感染者集団)が確認されています。また、マスクで飛沫を防げても、ウイルスのついた手で鼻や口を触って感染する可能性があります。
夏も手洗いを欠かさず、健康を管理することが大事だと記事には書いてありました。

配信 Willmake143

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