口腔ケアを怠ると・・・

2019-04-23

口腔ケアを怠ると・・・
口腔ケアを怠ると・・・口の中を清潔にする口腔ケアは、虫歯や歯周病予防のためだけに必要なのではありません。
口の中の細菌は全身の病気や生活の質に影響し、たとえ口から食べられない人にとっても重要なのです。介護が必要な人に行う毎日の口腔ケアのポイント、歯科医院に行けない人が治療を受ける方法を取材した記事が通販生活2019年夏号に載っていました。

記事のタイトル「口腔ケアを怠ると誤嚥性肺炎、認知症、心疾患等の危険性が高まる」でした。
8020推進財団専務・高野直久先生は、こう指摘しています。「口の状態の良し悪しが全身の病気に関わることをご存知でしょうか。口腔内の衛生状態が悪いと、唾液や食物に細菌が混じり、それが誤って気管に入ってしまう誤嚥性肺炎を引き起こしやすくなります。誤嚥性肺炎で死に至る人もいるため、口腔ケアは非常に重要です」。
口腔ケアには、口の中をキレイにすることだけでなく、噛んだり飲み込んだりの機能を高める目的も含まれます。
具体的にはどうすればいいのかという質問に高野先生は、こう答えています。

「歯科医師や歯科衛生士によるプロのケアと、家庭における日常のケアの両方が必要です。
むし歯や歯周病の有無、入れ歯の有無、噛む力や飲み込む力など、口の状態は人によって異なりますから、まずは歯科医師に相談して、その人に合った適切な口腔健康管理(口腔機能管理、口腔衛生管理、口腔ケア)を教えてもらってください」。

「健康」と「要介護」の中間の「虚弱な状態」を「フレイル」と言います。フレイルの中でも比較的早く現れるのが「オーラル(口腔)フレイル」です。
オーラルフレイルは、「食べこぼしが増えた」「硬いものが噛めなくなった」「むせる」「滑舌が悪くなった」などの兆候があり、進行すると物をうまく食べられなくなって低栄養状態に陥ります。
こうしたオーラルフレイルを予防するために、口の周りの筋肉を鍛え、唾液がよく出るようにする体操とマッサージが記事の中で紹介されていました。


口腔ケアを怠ると・・・


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配信 Willmake143

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