コーヒーと健康

2016-04-25

コーヒーと健康
コーヒーと健康テレビテキスト NHKためしてガッテンの2016年春号に、「ご長寿コーヒーの楽しみ方」 という記事が載っていました。国立がん研究センターを中心としたチームが、全国各地に住む、40〜69歳の男女約9万人(がんや循環器疾患になっていない 人)を20年近くにわたり追跡した結果をもとに、習慣的にコーヒーを飲むと死亡リスクがどう変わるかを研究したそうです。結果は、コーヒーを 「1日3〜4杯飲む」 と答えた人は、 「1杯未満(ほとんど飲まない)」 と答えた人に比べ、心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患で死ぬ危険性が約4割も低いことが明らかになりました。コーヒーを飲むことが動脈硬化の予防につながる のはなぜかについて、日本大学 講師の近藤晴美さんは、こう解説していました。 「血管壁に入り込んだコレステロールは、体内のお掃除屋さんであるマクロファージが食べてくれて、きれいに掃除してくれる。しかし、コレステロールを食べ 過ぎると、マクロファージは元気がなく
なってしまう。ここでコーヒーを飲むとコーヒーのフェルラ酸が血管内にやってきて、弱ったマクロファージを 元気にしてくれて、コレステロールを処理する力が高まる」 ということです。コーヒーには、他にもさまざまな健康効果があることがわかっています。コーヒーを飲む習慣が2型糖尿病の予防に役立つ、コーヒーのカフェ インが認知症予防に効果がある、アルコール性肝機能障害の指標であるγ-GTPの数値がコーヒーを飲むと下がるといった健康効果です。国立がん研 究センターンの研究では、コーヒーを飲むとがん以外の死亡リスクは確実に減るという結果になりましたが、全日本コーヒー協会のホームページには、 1日4杯ぐらいにして、おいしいからと言って、くれぐれも飲み過ぎないようにという文章も載っていました。



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